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北朝鮮難民救援基金には、たびたび救援依頼が届きます。「帰国事業」で北朝鮮にわたった人の息子や娘の人たちが最近多いのですが、人定がむずかしく日本への入国が叶わない事例が増えてきました。
残念なことに彼らの必死の願いが届かないときは、国境の壁を越えられなかった悲しみ、苦しさが倍増します。
また中国に脱北してくる女性は、中国に受け入れ先が決まっていない場合ほとんどが人身売買の犠牲者となります。
売られて行く先は、農村の嫁の来てのいない男のところが多いのですが、理解のある
やさしい相手の場合はそれでも幸いです。
問題は、自分の買った「もの」であるという意識で、農村労働、家事労働で酷使し、夜は男兄弟の性交渉の相手をさせるという例も報告されています。これがまれな例でないのは、「もの」として買ったという意識があるためと思われます。
中国の遅れた、孤立した農村ではしばしば見受けられます。
11月、基金に届いた救援依頼は、36歳の呉明淑(オミョンスク・仮名)を保護している中国朝鮮族のキリスト教伝道師からです。彼女は食糧を得るために、中国で働いて金をためて北朝鮮に戻るつもりで国境を密かに渡りました。
脱北してすぐに河北省に売られ八度脱出を試み失敗し、自分を河北省の男に売った朝鮮族ブローカーに頼んで脱出したが、遼寧省の別の男に売られました。
そこからも逃げて北朝鮮に戻ったところ、夫は彼女を不法に中国に脱出したことを国家保衛部に告発、すでに別の女性と生活していたことが分かって、絶望してしまいました。彼女は栄養失調になった子どもをつれて再び生きる道をさがして中国に脱出してきました。
しかし、彼女は中国公安に逮捕され今度送り返されることになれば、厳罰がまっていることは明らかです。彼女が生きる道は再び中国で売られていくか、安全な韓国に逃げて新しい生活をするのかの分かれ道にいます。
私たちが彼女を助けなければ、子どもと一緒に売られていくかしか道はありません。そうでなければ、北朝鮮に送り返される運命がまっています。私は彼女と子どもが安全に生きていけるように第三国への道を準備しています。20万円の旅費が必要です。協力してくだい。
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